仕事に対する姿勢について


新卒であれば、『こんな仕事もいいな』と思った会社を選んだり、中途採用であれば、給料や仕事の内容で仕事を選ぶこともあるかと思います。新卒、または転職で弊社に就職した人、小さい子供がいる社員の中には、給与の他に、残業時間や休日日数も会社を選ぶ基準にしたとのことで、プライベートも充実させたいという最近の考え方を反映しているように思います。

 

『ワークライフバランス』という言葉を耳にしますが、何かの本で、『ワークはライフの中にあるもので、相対するものではない』という話がありました。確かに、仕事をしている人を見ていると、仕事と自由時間のバランスを取りたい人と、仕事を中心に考えている人(仕事に重きを置いて生活している人)の両方の考え方があることがわかります。

企業としては、業務に責任感を持って働く人を重用するのはごく当たり前のことで、それらの人の給与が上がり、出世することのもごく当たり前と言えます。一般的な会社に就職しているのであれば、特に若いうちは仕事の内容、休日日数、給料や役職のほか、残業時間や合わない上司、仕事をしない同僚など、いろいろな不満があっても仕事に没頭する時期も必要かもしれません。

 

なお、会社によっては残業する必要があり、残業できなくては困る仕事・役職もあるとは思いますが、最近では残業はなるべく少なくして、密度の高い仕事、質の高い仕事を日中にしっかりと行う仕事の取り組み方が評価されるようになってきました。

 

時代も変わり、毎日夜中まで仕事をすることは美徳ではありませんが、自分のことだけを考えていると、結果としていつまで経っても仕事内容や給料はあまり変わらず、会社からは高く評価はされず、新しい仕事(またはステージ=役職や他部署)も用意されないことを理解しておく必要があります。